パン屋は地域のコミュニティスペース ㈱ウエダベーカリー 猶原秀和 Vol.1
大和高田市内に4店舗を構える創業94年の老舗パン屋「ウエダベーカリー」の3代目。
スイスリッチモンド製菓子学校で磨かれた確かな技術(話術?)もさることながら、
“豊かな感性”から生み出された自慢の商品はどれも地元に長く愛されている。
「パン屋っていうのは地域のコミュニティスペースなんですよ。
近所の子供達が小銭握りしめてやってきますし、『おつかいに行かせるからよろしく!』なんて電話が入ることもあります(笑)」
地元中学校の購買パンとしての馴染みもあり、一口食べるとあの頃の思い出が蘇るのも老舗店の強み。
そんなお店だからこそ、行政が企画するまちづくりイベントへの出店や協力要請も多い。
ここでもキーワードになったのは「行政の関わり方」だった。
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